インテリアハナワの伝えたい仕事30
インテリアハナワのニュースをご覧頂きありがとうございます。
今回のニュースは内装のお話ではなく、個人的な話となってしまうことをお許しください。
先日12月5日のお昼過ぎ、以前都内に住んでいた時に目黒の素敵なマンションを紹介してくれたロック好きの小笠原クンから珍しくメールが、「お久しぶりです!チバちゃが・・・」、その一文で僕は全てを悟った。
彼もそれ以上は言葉にならなかったのだろう。
今年の四月頃から病のため療養中であったチバユウスケ氏が亡くっなったのである。
自分なりに覚悟はしておりましたが、訃報を知りショックで数日間放心状態でした。
しかし、デビュー当時から現在まで素晴らしい数々の作品を沢山聴かせていくださったチバユウスケ氏を偲み、僕なりに追悼の意を込めてインテリアハナワのスタイルを変えずに今回のニュースを書きます。
チバユウスケ氏(以下チバちゃん)は4人組バンド元ミッシェル・ガン・エレファントのボーカル、解散後はロッソ→ザ・バースディと活動し現在に至るまで当然僕を含む日本中のロックンロールファンをを熱狂させ続けた本物のジャパニーズロックスターだった。
多くのファンは特徴のあるしゃがれた声を語る(勿論、それもイイ)、しかし僕が一発で魅了されたのはチバちゃんの曲の詞と世界観、自身の好きな音楽に対する「真摯で情熱的な姿勢」、知性的な佇まいとルックスの良さでした。
どの曲も歌詞がとにかくよかった、1つ1つの言葉の羅列は全く脈絡もないように受けとれるが全体の一部(一文)考えれば全ての言葉に意味が含まれているようにも思えた。
あまり意識せずに選択した言葉の羅列はそれだけでリアリティがあり、特に初期の曲などはその世界観が村上春樹さんの小説を読んでいるような感覚を覚えたのだ。
以前、YouTube内の過去動画内でチバちゃんがビール飲みながら(※多分地方番組。ビール飲みながら収録なんて今はありえないけど僕が子供の頃の昭和時代は番組内でタバコ吸いながらトークはフツーでした笑)「パンとビールが合うと気づくのは30歳(大人になってから)を過ぎてからだと村上春樹さんも言ってるよな」と発言していた。※人間の味覚は年齢とともに苦味を美味と感じるようになるらしい※僕なりに理由を調べました。
まさか、チバちゃんの口から「村上春樹さん」と発せられるとは思わなかったので気絶するほど僕は嬉しかった。
どちらも僕がとても尊敬している二人だったからだ。
千字以上となり今回も大分長文となってしまい今回だけでは伝え切れないので次回に続きます。
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