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インテリアハナワの伝えたい仕事36




インテリアハナワのニュースをご覧頂きありがとうございます。


本来であれば今回は女子トイレなのですがその前に壁紙を貼る際の非常に重要なポイントを今回ご説明します。



壁紙を貼る際に90㎝間隔でジョイント(カッターで切りつける)をしていくのですがその際に下地(石膏ボード)を切ってしまうと後々繋ぎ目が開いていきます。仕上がったばかりの時には分かりませんが徐々にスキマが大きくなり石膏ボードの表面の紙を切ってしまうと中の石膏が剥き出しになり壁紙もそり返ってしまうため後からでは収拾がつかなくなってしまいます。


それらを防ぐために本来ならば新築張替工事問わずに「下敷きテープ」を使用します。


壁紙メーカーもカタログの中で「原紙を切らないように下敷きテープをしようする」と、注意書きをしてありますがコストと手間が両方かかるためにあまり使用されていないのが現状です。



コストとは下敷きテープ代であり、手間とはジョイント時に重ね切りした後にテープを剥がす手間のことですが後々不具合が発生してしまうことを承知でコストや効率化だけを優先することは本来のプロの仕事ではございません。



やり難い状況であろうが面倒な作業であろうが「必要なコストや手間を惜しまずにかける」ことが本来のプロの仕事です。


皆さんのお仕事と同じで地味で気の利いた仕事ほど目立ちませんが、隠れてしまう部分ほど最も大切なのだと僕は強く思います。


今回のニュースは先程の上文同様に大分地味な内容となりましたがご容赦願います。



インテリアハナワでは依頼された全てのお客様に1.使用する材料の質2.使用する副資材の質(糊やパテ)3.作業の内容4.現状の確認5.作業途中での確認6.仕上りの確認 を行っております。  続く



インテリアハナワ 代表 塙 陽一





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