カサマロンカフェ 内装工事
- 塙 陽一
- 2022年9月23日
- 読了時間: 2分
更新日:3月13日
いつもインテリアハナワのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は廃校となった旧笠間東中学校を活用した複合施設に自社栽培の栗の加工品を使ったカフェ「kasamarron cafe(カサマロンカフェ)」の内装工事の様子をお伝えします。
カフェ内の壁と天井は塗装仕上げ、床は左官仕上げなのでシンプルな印象。照明は必要最低限の数と照度を確保、日中は教室の窓から入る自然の明るさで充分すぎるほど。
新たに設置した室内のカウンターの造作、そして以前校内で使用していた椅子は柔らかな店内の雰囲気に溶け込みます。


しかし、お店の「顔」である店内入口の無機質な入口のドア枠が少し気になるので、装い新たに木目のリアテックシートでカサマロン感を演出しました。




店内のみならず景色がとても素晴らしくわざわざ行く価値大アリです。
個人的な話となりますが僕が通っていた旧玉造町立玉川小学校の教室からの景色はとても素晴らしかった。
「教室」を地域の方や事業者のフリーワークスペースに、「校庭」はグランピングやスポーツスペースに活用できたらどんなに素晴らしい場所になっただろうか。
そして、在校時は特別な場所であった「屋上」に期間限定のカフェスペースや屋上農園を設ければ卒業生の同窓会や地元の方が気軽に集える場所になりえたはずだ。
茨城新聞社に知らせれば間違いなく記者が取材にすっ飛んできたはずです。
霞ヶ浦と富士山を一望できた素晴らしい場所はなんの活用案もなくただの更地となってしまいとても残念でならない。
行方市の立派な「資産」の一つであったはずなのに。
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