top of page

インテリアハナワの伝えたい仕事8




明けましておめでとうございます、インテリアハナワです。



昨年は皆様のおかげで沢山の素晴らしい出会い、そして沢山の仕事を頂きましたことをこの場をお借りしてあらためて厚く御礼申し上げます。


本年もインテリアハナワを何卒宜しくお願い致します。



さて、今回も昨年から引き続きシリーズの和室の内装工事の様子をできるだけ分かりやすく数回に分けてお伝えしていきます。



1番最初の工事は壁紙を貼る前にシミだらけの木枠を塗装で仕上げます。その理由は二つです



1.壁紙を貼ってからだといくらマスキングテープで養生していても壁紙を汚してしまい仕上がりがよくありません。



2.壁紙を貼る際にヘラ(厚み1-1.5ミリ程)をあててカッターで余計な壁紙をカットするさいに厚み部分のチリが木枠に残るため塗装が後だとチリ部分の壁紙を汚してしまうため。



インテリアハナワではカビや汚れをきちんと拭き取り、塗装する面を丁寧にペーパーをかけ「専用の掃除機」を使用して塗装面を整えてから塗装作業を行います。



木枠塗装で注目してほしい重要なポイントを今回皆さんにお教えいたします。



それは、「普段は見えない木枠の上面や下面をしっかり塗り込んである」ことです。



木部を塗装する理由は好みの色を用いて趣(おもむき)を楽しむのはもちろんのこと、「汚れやすく傷つきやすい木部を保護する」ためです。



僕が壁紙を貼る際に非常に不快な思いをする場面が度々あるのですが、それは一定の塗装業者がこの上面を塗らない又は、塗ってはあるがかすれていたり軽く一回程度しか塗っていない仕上りを見た時です。



未塗装のデメリットは下記の3点です



1.上面と下面が未塗装だと汚れやすくなり雑巾などで拭いても塗膜がないため汚れが木部に染みてしまい見た目も悪い。



2.壁紙を貼る際に壁紙の裏側に付いている糊が未塗装の木部に染みて後々カビの原因となってしまう。



3.塗装工事の代金を支払っているにもかかわらず塗装部分と未塗装部分があれば手抜き工事されたのではとお客様様は不安になります。※塗れるスペースがない場合などは例外として。



「室内の木枠の上面と下面を他と同様にきちんと塗る職人」は間違いなく信頼できるので外壁塗装も安心して任せられます。



その逆で「室内の木枠一つきちんと塗れない職人」がお客様が確認し難い屋根や外壁の細部をきちんと塗るはずがないのです。



インテリアハナワのニュースをご覧の皆様には絶対に建築工事で失敗や後悔はしてほしくはないので、次回も現場でのリアルな様子や職人である僕の視点や建築工事における重要なポイントなどを皆様にお伝えしていきます。















Comments


アーカイブ

bottom of page