鹿島鉄道と玉造駅 3
- 5月1日
- 読了時間: 3分
更新日:5月3日
インテリアハナワのブログをご覧頂きありがとうございます。
前回に続き、鹿島鉄道と玉造駅、そして教祖誕生について僕なりの回想を。

桃浦駅から常陸小川駅間
あくまでも僕個人の考察ですが、お笑いウルトラクイズのロケを玉造町で行っていた際に、たけしさんを含めた関係者は土浦か石岡のホテルに宿泊していたはずです。
※ロケは1日ではく、確か2日〜3日。
そのロケ地である玉造のタワー周辺〜宿泊しているホテルまでの道中(国道355号線)で、玉造町(駅も含む)〜常陸小川駅区間一帯の雰囲気や景色に惚れ込み、ロケ地を含む映画での構想をしたのではないでしょうか。
お笑いウルトラクイズのロケと映画公開の時期(お笑いウルトラクイズのロケが先)がピタリと一致しますし、映画の監督をされた天間敏宏監督(北野監督の下で助監督を務めていた)にとって教祖誕生は監督として一作目の作品でした。
この時既に何作か映画を撮っていた北野監督が、これから一作目の撮影を行う天間敏宏監督に、撮影をはじめとしたロケ地を含むアドバイスがあっても不思議ではないし、玉造駅〜常陸小川駅のカットなど、この土地を訪れたことがない人間がピンポイントでこのカットは使わないだろう。
また、ロケを終えた出演者を乗せた大型バスを僕は孝ちゃんと一緒に見送っていたのですが、なぜか土浦への最短ルートである霞ヶ浦大橋を渡らずに、国道355を石岡方面に帰っていったのです。
鹿島鉄道の桃浦駅〜常陸小川駅までの区間だけは国道355号線に平行しており、国道から目と鼻の先に列車か走り郷愁溢れる素晴らしい景色を堪能できます。
やはり、北野監督は移動中のバスの窓越しに見えたこの景色から、列車移動のカット割の着想を得たのではないかと思うに至ります。
以上が教祖誕生のロケ地に選定された玉造町への僕なりの考察です。
※興味ある方はYouTubeで教祖誕生を是非ご覧ください。
追記
お笑いウルトラクイズの収録を間近で見学した帰り際、北野武監督がバスに乗り込む直前に、コマネチをする孝ちゃんの横で僕が「よしなさい、やめなさいっ」と、往年のきよしさん(ツービート時代の相方、いや相棒だ)のツッコミを披露した。
※中学生だった僕達はとても緊張して足はガタガタ震えていましたが、僕達が敬愛してやまない北野監督への一世一代の披露芸でした。
北野監督は僕達を横目にクスクス笑いながら、バスに乗り込み、運転手さんのすぐ後ろに座った。
窓越しに見る北野監督の気概ある横顔は、芸人(ビートたけし)と映画人(北野武)、2つのビートを刻んだ「ツービート」そのものだった。
※世界的に評価の高い「ソナチネ」を同年(1993)に公開したばかりで、監督のみならず役者としても凄まじい色気と存在感を身に纏っていた。
35年前、世界の巨匠である北野監督が僕の生まれ育った玉造町を訪れ、テレビ番組の収録と映画の撮影を行い、玉造町の駅前商店街を歩いたのだ。
僕は、鹿島鉄道と玉造町にとって、これほど名誉で誇らしいことはないと思っております。

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